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千思万考ー創価学会ゆる活のブログ

創価学会のゆる活会員が、学会や公明党はちろんのこと、哲学や宗教、政治経済、そして時事問題など、縦横無尽に語っていきます。

一神教の起源(2):「被害者意識」の投影

こんにちは(^-^)/
ブログアクセス数200を突破しました!
ありがとうございます!
 
今日はまず、思わず耳を疑うようなニュースの紹介です。
 
「「アルビノ狩り」被害の子どもたち、治療のため訪米
 色素が欠乏し、黒人でも白い肌を持つ人々は「アルビノ」と呼ばれます。アフリカの一部地域では、そんな「アルビノ」の体に呪術的な力が宿っているとの迷信から、彼らを狙った犯罪が後を絶ちません。腕を切断されたアルビノの子どもたちが、治療のためアメリカを訪れました。」
 
アルビノって動物でもありますよね。とっても神秘的なイメージ。
迷信深いとは言え、大事にするんじゃなくて襲いかかるんですから迷惑な話ですよね。2017年の現在ですら未だにこういうことがあるんですね。
 
この「アルビノ」は「白人」の祖先ではないかと言われています。
白い肌に生まれてるのは「劣性遺伝」と言って、混血した際に発現しにくい方の遺伝を指します。そんな少数派とされるアルビノから、人種としての「白人種」が生まれるためには、アルビノ同士での性交渉が繰り返されなければ成り立ちません。
 
昨日紹介した岸田秀氏は、このことから「白人種」とは「人類最初の被差別人種」だったのではないか、と推論します。
 
つまり、ほとんどが黒人の社会の中で、アルビノ同士でしか性交渉が行われていないとすれば、それはアルビノが差別され隔離されていた環境の中にいたということになるというのです。
 
こうした経緯で白人種が成立したとすると、白人の黒人に対する執拗な差別は、太古の昔に黒人に差別されたことへの復讐として捉えることができます。
 
アフリカで発生したとされる人類の「一部」が、肥沃な大地を捨ててわざわざ寒冷で痩せた大地であるヨーロッパに移住したのも、その「一部」というのが、差別され、追い出された白人だったのではないかという話です。
 
ん〜、にわかには信じがたいですよね(^_^;)
 
でも今のアメリカを見れば分かりますが、キング牧師ローザ・パークス女史といった人権の闘士が生まれていながら、白人による黒人差別はなくならないどころか、またひどくなってきてますよね。
 
「三十二分の一、黒人の血が混ざっていると黒人と見なされた」という歴史もあります(『一神教 VS 多神教朝日文庫、2013年、40頁)
 
よっぽど恨みがなければ考えられない話ですね。
 
また、一神教の原型とされるアトン信仰が生まれたエジプトの人たちも黒人だったとされています。そして、エジプトに連れてこられた奴隷を解放したのがモーセでした。このエジプトを脱出した少数民族ユダヤ人が、「唯一神ヤハウェ」への信仰を説き始めました。
 
エジプトのアマルナに出土したアトン神を讃える碑文は、『旧約聖書』の記述と酷似する箇所があります。
(茂木誠『センター試験 世界史Bの点数が面白いほどとれる本』、KADOKAWA、2015年、14頁)
 
古代ユダヤ人が白人だったのかは分かりませんが、彼らによって広まった一神教と、白人の主張する白人至上主義は、直接の関連性は見えにくいにしても、迫害され差別された人々のルサンチマン(怨恨)が込められているという点では、共通しているように見えますね。
 
被害者は時に残酷な加害者に変貌します。押されると押し返すんですね。絶対的な神や正義を掲げ、自分達が他に優越していると主張するのは、「被害者意識」の投影と言えるでしょう。
 
おい日蓮創価学会の話はどこにいったんだと言われそうですが、「正義は迫害される」と主張し、「世界一の哲学」を持っていると言う学会員のメンタリティと共通する面があると思いませんか?