千思万考ー創価学会ゆる活のブログ

創価学会のゆる活会員が、学会や公明党はちろんのこと、哲学や宗教、政治経済、そして時事問題など、縦横無尽に語っていきます。

一神教的なるもの(1):「正義の魔性」

こんにちは_φ(・_・
 
ブログアクセス300超えました。
ありがとうございます!
 
二日連続に渡って一神教、関連して白人に関する岸田秀氏の論考を紹介しました。
 
また、一神教が生み出される心理的な要因を探ることが、日蓮日蓮系宗派の考え方を理解する上で有益だと結論づけました。
 
私もまだまだ勉強不足なんですが、「正法正義」「諸経の王」「世界一の哲学」といった日蓮系特有の「普遍主義」が、いかに人を傲慢にしていることか、と痛感しています。他の宗教について謙虚に学ぶという姿勢がまるでない。
 
様々な宗教を見れば、その成り立ちや、発展、形がい化、そしてその教義に内在する論理など、共通している面や参考になる点がたくさんあります。
 
また、自身が信仰していない宗教だからこそ、より冷静かつ客観的に見ることができるし、そこから発見した内容を通して自分の宗教をも客観的に分析する一助となるはずです。
 
特に、現代においては、創価学会の会員は「正義」という言葉が好きですね。
 
指導者である池田大作氏が「正義」を強調しているわけですから、無理もありません。
 
聖書に造詣の深い山本七平氏は、昨日紹介した岸田秀氏との対談で、この「正義」という問題に関して面白いことを言っています。
 
旧約聖書には、正義の味方ほどハタ迷惑なものはないという発想がすでにありまして、サタンというのは元来、正義の味方なんですよ。
(中略)神のかたわらで人間の悪を告発するのが役目ですから。
そしてこの旧約のサタンの概念を引いているのがメフィストですね。
いうなれば、神のそばにいる検察官。
対するに、キリストは弁護士にあたるわけ。
つまり、人間が正義を口にするときの動機は憎悪であるという洞察がそこにある。
悪魔は人を憎んでおり、憎悪の代表として登場し、それが口にする正義によって人間を告発するわけです。
山本七平岸田秀『日本人と「日本病」について』文藝春秋、2015年、188頁)
 
「正義」の裏には人間への「憎悪」がある。
創価学会では「権力は魔性」であるとよく言ってますが、
「正義」にも「魔性」は潜んでいると私は思います。
 
人間は「正義」を振りかざした途端、自分が「神の代理人」にでもなった気分に陥りがちです。
そして自分が「正義」であることを主張するには「悪者」が必要になります。
 
先の岸田氏も同じことを言っています。
同じく「正義」が大好きな国アメリカがいい例でしょう。
レーガン大統領は、共産主義ソ連を「悪の帝国」と呼び、
ブッシュ・ジュニアはイラン、イラク北朝鮮を「悪の枢軸」と呼ぶ。
もちろん戦前の日本だって「鬼畜米英」なんて言ってましたよね。
 
典型的な善悪二元論です。
よく似ているでしょう。日蓮正宗創価学会、そして顕正会
本当に元気なくらい罵り合っています笑
学会に至っては凋落する宗門の批判だけでは説得力がないのか、
選挙に合わせて共産党批判を繰り広げています。
 
そして「悪」と闘っている自分たちは常に「正しい」のです。
こういう所に、多くの方々も指摘している「反省しない」「総括しない」土壌が生まれます。
何か行き詰まるとすぐに「敵」を見つけて外に目を向けさせようとするのです。
 
こういうところは本当に共産主義内ゲバとよく似ていますね。
 
自分の中の組織だけに閉じこもっていると中々こういうことが見えてきません。世界のことを視野広く学び、冷静に考える必要があると強く感じます。
 
「世界一」を自称するならなおさらではないでしょうか。